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左上 万葉公園・小道にある万葉歌碑
巻14-3390
筑波嶺に かか鳴く鷺の 音のみをか
泣き渡りなむ 逢ふとは無しに
筑波祢尓 可加奈久和之能 祢乃未乎可
奈伎和多里南牟 安布登波奈思尓
左下 巻14-3388
筑波嶺の 嶺ろに霞居 過ぎかてに
息づく君を 率寝てやらさね
他に同じような歌碑5つの歌を記載
巻14-3394
さ衣の 小筑波嶺ろの 山の崎
忘ら来ばこそ 汝を懸けるなはめ
巻14-4367
我が面の 忘れもしだは 筑波嶺を
振り放け見つつ 妹は偲はね
巻5-822
我が国に 梅の花散る ひさかたの
天より雪の 流れ来るかも
巻14−3351
筑波嶺に 雪かも降らる 否なをかも
愛しき子ろが 布乾さるかも
巻14-3389
妹が門 いや遠そきぬ 筑波山
隠れぬ程に 袖は振りてな
筑波峰 W
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上中 女体山御本殿と奥は男体山
女体山本殿は伊弉冊尊を祀る 巨大な岩石が折り重なる磐座は神が降臨する御座所にふさわしい ここ女体山駅からロープエイで下る事6分でつつじが丘駅に到着する
下中 万葉公園迎場万葉古路碑
その駅から麓の筑波山神社までの約2kmの山中を下るのが万葉公園迎場万葉古路である この歩道沿いにやはり7つの万葉歌碑が立っている
左上 巻14-3396
小筑波の 繁き木の間よ立つ鳥の
目ゆか汝を見く さ寝ざらなくに
左下 巻14-3393
筑波嶺の 彼面此面に 守部据ゑ
母は守れども 魂そ逢ひにける
巻14-3391
筑波嶺に 背向に見ゆる 葦穂山
悪しかる咎も さね見えなくに
巻9-1712
筑波山に登りて月を詠む一首
天の原 雪なき宵に ぬばたまの
夜渡る月の 入らまく惜しも
巻11-839
峯の上に 降り置ける雪し 風の共
ここに散るらし 春にあれども
巻14-3393
筑波嶺の 彼面此面に 守部据ゑ
母は守れども 魂そ逢ひにける
巻20-4369
筑波嶺の さ百合の花の 夜床にも
愛しけ妹そ 晝も愛しけ
那賀の郡の上丁大舎人部千文
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