上 大泉が池
上左端 毛越寺曲水の宴の遣水の跡
この流れは曲水の宴の舞台となる遣水です 平安時代の遺跡としては日本唯一の史跡
この曲がりくねった小川の脇に着座してその流れに盃を浮かべそれが自分に来る前に和歌を詠み短冊に書付流れてくる盃の酒を飲み歌は別堂で詠みあげられる
 といいった貴族の優雅な遊び
下左端 芭蕉翁句碑 
毛越寺境内
    夏草や 兵どもが 夢の跡
左 金堂円隆寺跡
 
藤原基衡公建立の勅願寺鎌倉幕府の公文書吾妻鏡の中にも吾朝無双と称えられる程万宝を尽くして造られた建物である 本尊は運慶作の丈六の薬師如来だった 当時毛越寺の中心的御堂であったが嘉禄二年(1226)の火災で焼失してしまい礎石のみを残す
吾朝無双=我が国に並ぶものがないほど素晴らしいの意味 

              束稲山 其の7