岩手県には解読不能の漢字が多い
珪化木入口バス停を見上げると何とも珍妙地名である 野良仕事のおばさんに「何て読むの」と聞くと「ここではノソゲと云ってる」と答えてくれた 深く蝦夷の地だけに近所には変わった地名が多い 例えば根反・姉帯・野馬鹿・毛鳥・平糠・峠渡・小鳥谷・火行・辺廻 ・女鹿・似鳥・足沢・過利石・仁左平・安比等だ
 
 

下 十三本木峠(じゅうさんぼんぎとうげ)
岩手県二戸郡一戸町南部にある奥中山(おくなかやまとうげ)、中山峠とも呼ばれる

陸羽街道を祖とする国道4号や、かつては東北本線の一部であったいわて銀河鉄道線がここを越えており、古くから幹線級の道路鉄道の通る交通の要衝である(ウイキペディア)。
    国指定重要文化財 県指定史跡旧朴舘家住宅
岩手県一古く最大規模の建物  岩手県二戸郡一戸町 江戸末期(1862)
  右左 国道4号中山峠 山中の旧奥州街道沿いが「中山」現国道4号沿いの町が「奥中山」となってるのでどうも不思議なので役場に問い合わせた ところ 送られてきたJR東日本の「旅もよう」には「標高458mの分水嶺、中山峠に近い奥中山駅の標高は448mで、東北本線で最高地点の駅である 当駅が明治24年9月に日本鉄道㈱の駅として開業した際は中山駅であったが大正4年9月には奥中山駅と改称された。
中山峠 其の5 


➡当初改称名は陸奥中山として申請したが、どこでどう間違ったか陸が落ちてしまって奥だけが残ってしまった」 との事である 真に応用な時代と地域ではある 右が現在の中山峠で西行時代とは隔世の感である 
 国道4号線最高地点 標高458m 十三本木峠(中山峠)と書いてある