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上左常陸風土記遺構 かすみがうら市指定史跡 師付の田井 師付の田井之碑とその全景 今も田んぼの真ん中の井戸から水が湧いている この辺りは昭和48年ごろまで鹿島やわらとも称し湿原の中央に底知れずの井戸があり日本武尊や鹿島神にまつわる伝説があり土地の人は昔からしめ縄を飾りしずくの田井と呼んでいたという 近くには古代信築川(現恋瀬川)が流れてるが師付は信筑のしずくと同じ事かもしれない 下の案内板の左にはかすかに筑波山が見えます
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国指定史跡 上高津貝塚古墳 土浦市
常磐自動車道と国道6号土浦バイパスの間 県道123号線沿いにある上高津貝塚は今から3000〜4000年前の縄文後期から末期に作られた関東地方有数の大規模貝塚です 縄文人が食べた貝は勿論魚・動物の骨や土器・石器も見つかり竪穴住居・掘っ立て柱の建物跡製塩の大型炉の跡なども発見された 現在の霞ケ浦からは5〜6kmは内陸だが往時は当然このあたりまでが海だった事の証です
師付の田井 万葉集巻7-1757 高橋虫麻呂
草枕 旅の憂を 慰もる 事もあらんと 筑波嶺に 登りて見れば 尾花散る 師付の田井に 雁がねも 寒き来鳴きぬ 新治の 鳥羽の淡海も 秋風に 白波立ちぬ 筑波嶺の よけくも見れば 長き日に おもひ積み来し 憂ひやみぬ
彼は巻7-1745で水戸市の曝井も詠んでいる
三栗の 那賀に向かへる 曝井の
絶えず通はむ そこに妻もが |