滋覚大師御築之石坂の碑
鳥居から入ると直ぐに石段がある 左側の崩れた石段が自覚大師が造られたままと云う大変古い53段の石段である すぐ右側にはコンクリートの石段がある 
 菅江真澄紀行文秋田のかりねの中で『・・・過ぎて来られた川袋(象潟町)と云う所の辺りに白糸の滝など名所が三つある。これは鳥海山の峰から落ちて瀧となり流れてる それにかけた橋を白木橋というのが尋ねておられる奈曽の白橋ですというので いではなる なそのしらはし  なれてしも 人をあやなく 恋わたるかな と詠まれた名所はここであったのだ 多くの人に問いながら知らずに過ぎてきたのは残念だ』と書いてるが秋田中を歩き廻ったのにここ奈曽の白滝・白橋をそれとは知らず通り過ぎてるのほほえましい
川面から見た白滝 然しここまで来るのには相当な急勾配の石段を下りなければならない つまり帰りは相当なきつい石段を上ると言う事です 虎穴に入らずんば虎子を得ず ですが70歳前に見ておいたほうがよい 足腰が達者なうちに
奈曽の白橋より奈曽の白滝の方がずっと素晴らしい

金峰神社から見た白滝 画面が大きいと川の奥に白橋が見える 春夏秋冬価値ある風景が見られる

奈曽の白橋
 コンクリートであり歌に詠まれた風情はない 右はその欄干である 川は奈曽川


名曽の白橋 其の2