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左 鑁阿寺正門 桜門
石畳みの参道の両側にはお洒落なお店が並んでいる 建久7年(1196)開基足利義兼創建だが室町時代兵火にあい永禄7年(1564)足利幕府13代将軍足利義輝により再建された
下 鑁阿寺
鑁阿寺は足利氏の居宅跡たてられた東日本を代表する中世の密教本堂である この本堂は室町幕府初代将軍足利尊氏の父貞氏が正安元年(1299)に再建したものである 鎌倉時代に禅宗と共に中国から伝わった当時は最新の寺院建築様式であった 平成25年8月7日国宝に指定された
ほぼ正方形に土塁めぐらした寺域は4万uあり鎌倉時代の武家屋敷の面影を今に伝えている |
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右 寛永6年(1629)創建の多宝塔(塔婆)
足利義兼創建と伝えるが現在の物は徳川5代将軍綱吉の母桂昌院尼の再建とされているが年代は少し遡るとのこと 中には足利家の大位牌と徳川歴代将軍の御位牌を祀る 多宝塔としては日本一の大きさを誇る
(説明板)
徳川氏は新田氏を祖としていて新田氏は足利から新田の庄へと分家したのでその発祥の地に祖先菩提供養のため多宝塔を建立したのです |
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